たぬきときつねの不条理なやきそば。

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関東では、油揚げをトッピングした蕎麦やうどんを「きつね」、
天かすをトッピングしたのが「たぬき」。
大阪では、油揚げをトッピングしたうどんが「きつね」で、
「たぬき」は油揚げをトッピングした蕎麦。
さらに京都ではまた微妙に違うらしい。

某マルちゃんの
「赤いきつね」、「緑のたぬき」っつーのもあったりする。

で、たぬきうどんとか、きつね蕎麦はあまり聞いたことがない。

まぁ何にしてもこれって、ややこしくない?
めんどくさくない、この不条理?

しかしながら、
アルベール・カミュが『シジフォスの神話』の中で描く、
シーシュポスごとく、
神々を怒らせることになるのを意に介さず、
やきそばへの情熱を貫徹することにより、
人間の条件として無根拠に本日の社食を生み出したバニラデザイン。

油揚げと天かす

『異邦人』『シーシュポスの神話』に次いで
『カリギュラ』なネギもトッピング

それは、「たぬき」に「きつね」を同居させ、
また、それら不条理を受け入れつつ社食を創造していくことこそ、
バニラの焼きそばに向けた哲学的意味であると考えた証だ。

でも、キルケゴールは、「ちゃうわ!」って
言ってるけど。

さ、たぬきときつねの不条理なやきそばをどうぞ♪


by バニラ クリーミュ

★★★★☆

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